今日基板が届いたので、まとめてみた。
YouTube: LA1260 middle wave radio : testing indicator . Model name as RK-81v2.
インジケータは公称200uA(販売側の説明によれば)だそうだ。
AGC電圧から直接受けているので、もとのAGC具合がリアルに反映されている。AGCのC値はデータシート数値にしたが、その倍は必要だろう。agc電圧は1Vに満たず、ΔVも0.5Vに満たず。
500uAメータをドライブするにはこのままではやや苦しいので、それ用の半導体選定をすれば終了になる。100uAメータであればこのままでOKだ。中華製50uAメーターは1000円弱で調達できるので、下回路が廉価だと思う。
このメーター回路は、web 或いは雑誌で見掛ける差動回路では無い。非常に古典回路であるが、多少工夫してある。
LA1600 , LA1260用インクリメンタルAGCでのSメーター基板(500uA用)は ようやくまとまった。
先々サトー電気扱いになるだろうから、LA1600,LA1260でSメーターを振らしたい方はそちらで。
YouTube: sanyo LA1600 s meter unit: DIY
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「Sメーター回路に差動回路を持ってくるのは勿体ない」とオイラは思う。日本での差動増幅回路の起点はJA1FG梶井OMの1954年公開回路になる。
知的所有権の絡みがあるので、本を入手して読むことをお薦めする。
飽和させて使うのが調整ポイント。 半導体の差動回路をわざわざと飽和させて使うのであれば、「微小電位差をリニアに計測できるメリット」を捨てるじゃ「差動回路の必要性は無いんじゃないの?」。
WEB上で見られる差動回路が飽和を上手使っているかは謎である。
「1目盛り6dB」ってのは CQ JAのハムジャーナル1号か2号で「米国無線機の実測定レポートが上がっていた」ことが、ほぼ起点である。1973年?のことなので当時中学生であったオイラですら記憶にある。
また。「信号強度にデシベル単位での裏付けをする」ことは、japaneseには思いつきもしなかった。米国品の模倣で始まった部分が多い無線機分野である。
VUメーターはJISで規定が詳細に定まっているが、受信機の場合には感度が一律枠に納まらない。「信号強さは相対表記なので物理特性定義をどうするのか?」はオイラのオツムを超える。
写真手前側がSメーター回路になる。
・今回は「インクリメンタルな動きをするLA1260:AGC」 にもSメーターをつけた。LA1600はLA1260と同じ挙動なのでこの回路でOKだろう。
・デクリメンタルな動きのTA7642にもSメーターをつけた。
ラジオ信号増減具合をテスターで計測変化が判るものにはSメーターをつけることが出来た。テスターで電圧変化が見れない増幅回路もかなり存在するので、先々のテーマになる。
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オイラの本業は、FA機械設計屋です。