テストループの必要性はここで公開済み。
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「磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ」とオイラが公開したのが2015年。
それを読んで焦った「ラジオ修理にて収入を得ているweb siteから、 祐徳さんに 造れ!!!」って電話が入った。 それが再販の切っ掛けだ。 「どなたが焦ったかのか?」は概ね わかりますね。
それから遅れること4年後の2019年に PDFで公開した法人SITEがある。
テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。
目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。深く検索すると、米国では新品10万円で売っているshopがある。田舎の電気店ぽかった。
さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。
自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。
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・オイラのとこには1号機??と思えるテストループ(祐徳製)がある。
・オイラは機械加工屋あがりの金型設計屋、機械設計屋なので、工作機械と呼ばれる分野では旋盤、フライス盤はできそれで飯が食える。マシンニングも出来る。funacはニキシー管表示のn3000から触っている。 平研磨は下手なので納品レベルは無理。
・BNCコネクターは2体構造だが圧入が甘くてbnc部だけ抜けたので、半田を外して圧入しなおした。 通常この径だと70Kgf前後での圧入になる。
・ボディ側はヘリサート2dにしてほしかった。 ネジは4点~6点止めでないと苦しい。
・ベンダー加工後、もうワンプレスして残留応力を多少は開放してほしかった。あるいは5時間のドライアイス漬けでも良い。
このあたりが工夫されてくると助かる。
コロナ禍にて 材料費は2017年時にくらべて、ほぼ倍になった。大陸では2021年7月の2連台風で港が使いものにならなくなったので、港再開まで1.5年は必要だ。次回販売時には8万円前後になるだろう。それなら30年前からの新品を米国から引っ張ってもよい。
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大松や目黒のをyahooで見掛けたら買いでしょう。1年に1つは出てこないので5年ほどは待ちぽい。
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低周波発振器の出力インピーダンスは600オームです。この廉価品も600Ωです。
デジタルオシロの入力インピーダンスは1Mオームです。 低周波信号の波形観測には、インピダンス600オームのオシロでみるのが基本です。 Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けなことをしてますか?
あなた間違っていませんか? 道具は正しく使いたいですね。
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ラジオ修理のpdfをcdにして売っているsiteがあるが、あれ単独者でない。深くよめば文系の方が中心になってまとめているぽい。
長野県北信生まれの技術スタッフが支援している。 ま、そういうことはオイラにも聞こえてくる。