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「感度」の定義はS/Nを基準にしています。ある一定のS/Nが取れる時の、受信機の入力(すなわち電界強度)で定義すれば比較できますね。
sanyo la1600 と la1260は おなじ「 SN 53dB 」で表記されているので、弱い電波(値が小さい)でSN53dBになるICが優れている。
さて、データシートを見てみよう。
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LA1600では 80μdBV時に SNは53dB。 電源3v.
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LA1260では 60μdBV時に SNは53dB。電源4.5v
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80μdBV と 60μdBVでは、60μdBVの方が小さい。つまりLA1260が感度良い。
「80μdBV ー 60μdBV = 20μdBV」 も違う。tone と供給電圧が異なるので同じ土俵ではないが、20dBと云うことはデカい。
単純にとらえると、SN=53dBになるための感度は10倍近く違う。 LA1260が随分と優れていることが判る。
SN=21.5dBになる感度差は1.5dBあり、LA1260が優秀だ。LA1260のリリース後にFMを抜いたのがLA1600。 後発のLA1600では、「SNはやや劣化している」のが残念。
このLA1260はサトー電気にはありました。若松には3個ありました。
LA1260で短波帯受信機を造れば、LA1600よりもSN良いもの(感度よいもの)が出来ますね。
YouTube: LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。
YouTube: LA1260 super heterodyne : my pcb is fitting to kit case.
上のは市販ケースにLA1260ラジオ基板を入れた作例。基板は領布中。
右バーに基板化したものはすべて載っている。
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YouTube: LA1600 mini radio with lm386
YouTube: SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.
上のは市販ケースにLA1600ラジオ基板を入れた作例。基板は領布中。
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SANYO の最上級のラジオICはLA1247になる。感度はLA1600とほぼ同じだが、低ノイズ選別品で高級AMチューナー向けの製品。 もとろん中波~25MHz近傍まで守備範囲でありメーター回路内蔵だ。自作ラジオには勿体ないほどの製品であるがまだ流通している。
YouTube: sanyo LA1247 handmade radio .radio diy
下動画はAFをトランジスタアンプにした例。 この構成ならばメーカーに負けない音つくりができる。
YouTube: AM tuner IC LA1247 + sepp amp 。radio DIY
RK-148 , RK-155で検索。 SSBも聞けるようにRK-27も領布していた。
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同期検波ラジオ基板を市販ケースに入れた作例。基板は領布中。
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