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・S042Pに続いて「ダブルバランスドミクサーでAM/DSB生成」です。欧州でポピュラーなplessey SL1641(DIP 8pin)を使いました。
・SL640(can packege)のライセンスコピー品が NJM2594(flat packege)でリリースされています。SL640のウエハーを90度回した状態でボンデイングすれば、NJM2594に仕上がります。 JRCからのダブルバランスドミクサー分野の自力開発品はないと思います。NJM2594を褒めるのは結構ですが、開発元のSL640を知っているならば後発コピーだろうとわかりますね。
・使う側からすれば、IC socketが使えるSL1641(1640)が助かります。 そもそも開発元ですので性能は優秀ですね。plesseyは軍需系大企業ですのでJRCとの接点があります。
①中波帯で確認中。
TXに入れた波形はオシロ右がわ
真空管ラジオから出てきた波形は、左がわ。 歪まず出てきます。
20cm長電線をアンテナにして飛びは1.5mほど。既領布中のワイヤレスマイク基板と同じ。
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②
送信側の変調波形(AM). 随分と綺麗ですね。お薦めできる波形です。
SL1641はコンバージョンゲイン=0dBとデータにあったが、入力キャリアの10倍くらい出てきました。ゲインは充分に在りますね。
使用上限は75MHzらしいのでMC1496とカタログSPEC上は上限周波数が同じですね。japanでは不人気ですが欧州ではポピュラーぽいdbmです。am使用性能はよいです。
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③
基板サイズです。
④
半固定VRは2個です。 これを回してAM/DSB波形をあわせます。 中波ですのでdsbにしないよう注意ください。
TRによるLC発振なのでコイルを換えればそのバンドでOSCします。SL1641の作動上限は75MHzです。50MHzは苦しいと想います。
dbm のtxとして、
1,MC1496 (RK-13等),
2,NE612 (RK-26等)
3,S042P (RK-35等),
4,TA7320 (RK-45等) ,
5,SN16913 (RK-52等)
6,CA3028 (RK-55等),
そしてSL1641になる。
すでに7つのDBMでのam/dsb作動を確認している。まあまあの実験数だと思う。このsl1641はam-txにお薦めできます。ne612より波形が綺麗ですね。
基板ナンバーRK-62.
サトー電気でも扱い中。
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過変調だとこうなります。top flatになるので、ここまでは信号の入れすぎは注意ください。
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2011年の製作品。製作記事。
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真空管ラジオもの製作一覧。