中波を同期検波(自作ラジオ)で聴こう。第二弾。

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第三弾は、

同期検波専用のIC を載せた中波ラジオ基板(2020年11月~12月製作)。 製作記事はここ


YouTube: synchronous detection: using osc-220 :RK-118


YouTube: synchronous detection: homebrew, trial


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第四弾。

同期検波ユニット(2type) はこれ。 「ICレス回路で1基板」と「IC回路で1基板」。 

DBMが2個入ったICはまだ採用していない。単純回路から初めて、処処理解できたなりに高機能化していけば技術は身につく。

056

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第5弾はこれ.

東芝のTA7641を使った。セカンドソース品はサムソンからもでているので韓国内でもポピュラーだ。


YouTube: one ic radio using ta7641 。this morning :mar 13th.

ここにある。



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同期検波の予備知識として下述する。

・直交検波デバイスとして古いものに Sprague  ULN2111Aが存在する。市場登場年は1967年と判明した。このFM IF IC (DET) で同期検波できることを開発陣は理解していた。

・実は、ギルバート氏(英国人) が米国にてギルバートセル回路発表したのは1968年である。回路公開以前にDBM作動するICがリリースされていた。ギルバート氏がSpragueに居たかは情報確認中。

・MC1496が登場したのも1968年である。このコピーがNJM1496になる。MC1496データシートには同期検波回路が公開されているので、それを実装すれば同期検波部は仕上がる。⇒DBMにCA3028を使ってまとめたのがRK-123.

米国人考案でなく、移民が主たる考案をしていたのも米国らしい。

・同期検波ICは10種類超えでリリースされていたが、今流通している型番情報はここに公開しておく。ひとつは現行でも生産中だ。日本においては東芝から2製品はリリースされていた。sonyからも出ていた。少なくとも日本製の4機種は ja  yahoo にて今も入手できるので自作は難しくない。その気があれば路は開かれている。

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今見つけられる同期検波資料は1948年の「tube +diode 式」のものだ。シンクロダインと命名はされている。

Syncro01

AM検波・同期検波ICは1970年代に欧米から販売されていたのでebayで今も見つかる。IF=455KCで開発されているので自作派向けな海外製のうち3種類はオイラも知っている。

歴史経緯を含めた予備知識はここまで。 

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次に第ニ弾について記する。

2019年4月19日からスタートしている 「中波を同期検波(自作ラジオ)で聴こう.」

A案とB案があり 「one chip IC 利用のB案」では鳴っている。完全アナログのA案は一休み状態。ICを沢山使うと子供でも同期検波ラジオ回路が仕上がってしまうので、苦労だがone chipでまとめてみた。同期検波ICの型番についてはここに記載ずみ


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

・日本の同期検波の歴史を見ると

①東芝が1975年頃に開発したTA7641を載せたRP-86等。AM/FM用としてTA7687がいまも流通している。

②白黒TV時代から採用されていたものが、「SONY IC CX-857」でラジオ用に展開されたようだ。SONYが同期検波ICを開発した事は北米・欧州でも衝撃だったようで何人かが[IC CX-857]に対してレポートしていたのをWEBで確認した。製品としては、ICF-2001(1980年の発売開始)になる。 この後発でもSONY から専用ICもリリースされている。・このIC  CX-857の解説はCQ HAM RADIO 系雑誌にも載っている。

に大別できるようだ。

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基板化済み同期検波基板は技術ハードルが高いようなので、製作性を改善しようと先日、同期検波の第二弾を手配したところだ。

同期検波系基板情報は ここに集約している。

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