2019年1月11日の再掲
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先日作動確認(tx , rx)が取れた6mトーキー基板の新ロット到着した。
今時、ハンドトーキー(小型トランシーバー)は不人気のはずなので10枚だけ手配してみた。
☆受信部は、 ne612ダイレクトコンバージョン (RK-22のLPF無回路)
7MHzでのデバイス作動は -10dBu(ssg)が聞える回路。RF-ampはNF優先 あるいはゲイン優先で定数を決めるように。
☆送信部は、 NE612トランスミッター(RK-26に mic-comp TA2011追加した回路)のDSB仕様。
NE612 +final の構成にて、200mW程度の出力対応回路。回路図定数だと入力130mW. 外部抵抗1本追加によりAM変調になります。
☆水晶発振回路は、TR式。2SC1906推奨。オーバートーン、ファンデ共に対応。 3.5MHzもok.
変調波形。(於50MHz DSB) デバイスがNE612ゆえに50MHzではこの程度になる。
変調波形(於:7MHz AM): 下写真
1月12日から 「基板ナンバー RK-36」にて領布。
通算273作目。
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余談だがTA7358での変調波形も次写真にて紹介する。詳細 ⇒ここ。 波形を見ればオイラがTA7358でなく、NE612にてトーキーにした理由も判るだろう。
2019/may/09追記
・Tマッチ回路:
これはJA1FG氏が1970年に提唱され、 JA1AYO氏により広く知られるようになった経緯がある。設計Qによりインダクタンスが大幅に異なるので、製作者がQを任意で設定できるように、巻き数等の指示を行なっていない。Q=10時には10~20%ロスるので、よく吟味のこと。
算出式を身につけることをお薦めする。
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今井OM氏設計の回路定数は、CQ誌にあり。