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差動回路ICにTA7045(CA3028)がある。 このICは搬送波を漏さない使い方のICだったことをここで紹介した。
キャリア周波数が高いと生成波形はクリップしたのも事実だ。
同様に高い周波数では生成波形がクリップするICにSN16913がある。これはTRIOではVHF帯でもかなり使われた。
自作時の観点として
①性能優先
②コスト優先
③投影面積優先
と選択肢は3つだろうと思う。
「dbm am 変調」はHFと50MHzだろうし、144MHzでam変調はuser数が微妙だろう。
上記のように使用上限周波数もある。 カタログデータより遥かに低い周波数で波形がクリップすることも事実だ。写真はUP済み。
現瞬間では、50MHzではNE612、S042P、SL1641の3つだけがDBM作動する。NE612の波形はちょっと、、、。
中波~28MHzまでならば、どのDBMでも支障なく動作はするが波形比較してしまうとMC1496の独り勝ちになる。もっともFM用ICのTA7358は振幅変調には使えない。そもそも波形が汚い。
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超再生式検波において、AGCモードになることを解説した技術本(日本語版)を見つけられない。
やはりラジオ技術は米英から伝わってきたことをつくづく感じる。
ものづくりと云わなくなって10年は経過した。コピーアンドペースト全盛期なので、治山・治水も随分と土木コンサルの図面が奇怪しくなりつつある。