AM変調:MC1496は12Vで作動します。(負電源は不要: 1973年 刊行書にも図有)

MC1496トランスミッター :LMC6482
YouTube: MC1496トランスミッター :LMC6482

MIC-AMPにLMC6482を採用したAM ワイヤレスマイク。 世界初のDBMで遊んでみたい方向け。KITはyahooにて。

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直交検波デバイスとして古いものに Sprague  ULN2111Aが存在する。「市場登場年は1967年」と判明した。このFM IF ICで同期検波できることを開発陣は理解していた。

実は、ギルバート氏(英国人) が米国にて回路発表したのは1968年である。ギルバート氏がSpragueに居たかは情報確認中。

MC1496が登場したのも1968年である。このコピーがNJM1496になる。mc1496データシートに同期検波回路が公開されているので、自作するには楽だ。

米国人考案でなく、移民が主たる考案をしていたのも米国らしい。

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今見つけられる同期検波資料は1948年の「tube +diode 式」のものだ。シンクロダインと命名はされている。

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歴史経緯を踏まえた予備知識はここまで。覚えておくと先々役にたつ。

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MC1496は単一電源で作動します(+12v)。 刊行書に図付きで記事がある。

AM(DSB)用のエキサイター基板(RK-16)を2018年5月から領布中だ。 このRK-16はfinal にM28S使用なので1Wほどは入力できる。80mA~90mAは流せた。

下写真はAM変調波形(MC1496)。

人気のNE612,SN16913ではここまでの波形は無理。性能が非常に良いにも係らずmc1496の人気がさほどない。その要因は「調整することが不得手な人間が増えている」のではないか???

 コピーアンドペースト世代には、己の頭脳で思考することは無理ですね。作図にドラフター未経験な世代だと、思考が乏しいことを多数経験してきた。

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今、作図中のは、 上記RK-16のバージョンUP版になる。RK-16同様に「内部TRのアンバランス補正をできる」回路。RK-55辺りの番号になると想う。

①MIC-COMP回路を載せた。

②finalは MRF239(TO-39)にしてみた。3Wほどは入れられると想う。ピコシリーズ並にはでるように想う。ピコ同様に供給電圧がFINALに掛かる。

 ・bufferにM28Sなのでもっと押せるが放熱とのバランスでその程度の入力になるはず。

③LCによるバンドパスフィルターも載せた。

④水晶振動子は2個載せて、リレーによる切替にした。7.195 と 7.181の2ch.

⑤水晶発振部の+VはTX側と切り離した。「RX時にはTX側を非通電にしても水晶発振部は生きている」の使い方に対応。

・HFでのAM変調で2W出力あれば、後段はアンプで押せばよいと想う。

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◇relay とcrystal 2個オンボード。

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今迄の通電経験から「dbmの変調作動上限」が判ってきた。

・SN16193はバランス作動50MHzは無理。7MHz帯でdsb変調okなので搬送周波数を上げていくと波形登頂部が50MHzではクリップする。21MHz止まりだろう。(AM/DSB)。 FM用であれば50MHzでのmixはok.

・TA7045(CA3028)は24MHz止まり。SN16193同様に搬送周波数を上げていくとクリップする、バイアス変えても改善なし。振幅変調用には24MHz上限。データシートでは100MHzの文字があるが、、、。CA3028は455kHzでロスしない唯一のdbm. ラジオICでプロダクト検波するのにベストなIC.

・MC1496は 振幅変調28MHzまで。 mixer等ならば80MHzらしいが、、。

・NE612は 50MHz AM変調OK. DSBもOK。 しかし455kHzプロダクトではロス大にて無理。設計中心が45MHzなので数MHz帯はやや苦しい。

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振幅変調用デバイスとして50MHz信号で使えるのは、NE612。 S042P。SL1641の3つ。

HF帯ではどれでもOK.

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「随分と前に電話級ライセンセスでDXCCの オーナーロールに為った人物」が居ると近日知った。まあ詳細が聴こえて来ない。

忖度、忖度。

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現時点では

・455KCでプロダクト検波できるデバイスはCA3028だ。このICは減衰せずに増幅してくれる。

NE612はロス大にて使えない。TA7310,TA7320は10dB近く信号が弱る。

・MC1496,S042P,SN16913,AN612,SL1641の455KC動作は未確認。(CA3028が良好なので実験していない)

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