SANYO LA1600を使った「IC スーパーラジオ」の自作: KIT-16SPをスーパー化。

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・NPOラジオ少年から、KIT-16SPが夕方に届いた。

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このウッドベース、樹脂パネル等を使って、スーパーラジオ化してみる。 SPのインピーダンスが大きく異なるので、手持ちの5cmSPでトライしたがはみ出した。  これから40mmSPを手配するともう4~5日掛かるので、45ΩSPで鳴らすしかないだろう。

・スーパー化に必要なのは、親子ポリバリコン、バーアンテナくらいだ。

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原先生の処で扱っている「160PF+70PF  バリコン」 と バーアンテナ 「BAS-600」を実装した。BAS-600は2次側コイルも巻いてあった。

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インピーダンス不整合の割にはよく聞こえてくる。 VRを8部くらいにするとSPが負けて音が割れた。

トラッキングの順序はここにある

MWのバンド幅は確保できた。

◇背面からの撮像。 通称「ペッタンコ」で無理くり配線処理した。

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バーアンテナのインダクタンス不足だったので、少し長いバーにして追い込んだ。

もともとの基板の大きさも判ると想う。 

MWの下側で感度がやや落ちるのでおいおいと追い込む。BAS-600は、この巻き数ではラジオとして使えない。⇒ 巻き数を変更した。

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バーアンテナの巻き数比は、sanyoのデータによれば100:18の指定が多い。これ豆知識。

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この基板はFCZコイルを使った小型短波ラジオ基板として興した。 

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現状のシルク印刷だと、LA1600の向きが判定できないので、 そこを直した図で先程手配した。

基板ナンバー RK-33になる。 11月30日頃には領布できると想う。

通算268作目。

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・oscコイルは千石さんのsiteでは360uHとある。

oscバリコンが70PFであり、浮動Cが加わって 程よく530kHzから受信できる。逆引き計算でmin cが15PF近傍なことが判る。

・MWの上になる「1.5MHz~3.5MHz」を聞くようにするにはoscコイルを原先生の処のosc-115にすれば出来る。 アンテナコイルはバーアンテナに20回ほど巻いてトライアンドエラーで感度確認しつつ決定すれば良い。

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