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続です。navyで好評のSL6270になる。
データシートを20%ほど信じつつ、SL6270の定数を決めていった。
概ね4mVほどSL6270に掛かると80mVほど出てくる。それ以上入れてもOUTは80mV.
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入力はオシロの右側。
SL6270の出力は左側。
上記3写真で入力は20dB変化しているが、OUTは変化なし。つまりコンプレッサーとして機能している。
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COMPメーターも振れた。
と支障なく動作する。 「UKが誉める」事は納得した。軍用に開発されただけのことはある。このような軍用品が入手できる時代になった。 同年代のTA2011より良い。日英での技術差を感ずる。
HI-CUT用Cは0.01位がよい。LOW-CUT用Cは475~106くらい。 後段にLPFは必須だろう。
SL6270のOUTを LPF とメーター回路に分けるので、エネルギー的にはLPFには1/2となる。結果、LPFのOUTはVTVM読みで30mV. 一般的な無線機であればレベルはOK.基板ナンバーRK-28。MIC-AMPは15dBネライが良い。
メーター回路部を実装しなければ、 SL6270の出力を素直に取り出せる。
アドニスの卓上マイクAM-308によれば「出力電圧:0~30mV(rms)」とある。このSL6270基板出力とほぼイコールだ。
通算264作目。