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まもなく領布予定の「7石AMトランスミッター基板」のレイアウトです。
この「6石式AMトランスミッター」にRF増幅兼用のBUFFERを1石追加しただけ。
試作時の「飛びすぎ」を受けて飛ばぬように替えた。
◇段間トランスは良い市販品がないので、手巻きする。
◇ディップメーターで1000kHz近傍にて、それぞれディップすることは確認済み。
手巻きが必要ゆえにキット化の予定はゼロ。基板のみ領布予定。(残数11枚)
アンテナとの整合回路は未実装。
oscコイルのc=100PF。 段間トランスのC=100PFでトライ。
◇出力端。930kHz. ほぼ上限。
◇出力端。728KHz.ほぼ下限。
◇バッファーTRの入口波形。1.43Vとの数字。出力端で5.77Vゆえに 5.4倍ほど電圧比で増幅していることがわかる。
試作では同調負荷にしたが、今回はRFC負荷に換えエミッター抵抗は20Ω⇒420Ωと増やしたので、かなり増幅度を下げた。
◇12cmのアンテナ線で飛ばしてみた。
6石トランスミッターよりやや弱い。 ここまで落すことはないか? アンテナとの整合回路を実装してほどよいか?
飛びすぎには為らないね。バッファー部はRFC負荷のままでエミッター抵抗等で増幅度を加減するのがよさそうだ。今回は420Ωのエミッター抵抗。試作時は20Ωのエミッター抵抗。
あくまでバッファーとして作動させている。抵抗値を換えると増幅目的の動作点に出来るが、そりゃ飛びすぎに戻ってしまうので回路図はバッファー動作用値を推奨中。
上の写真のように アンテナ整合回路は未実装。 整合のLC値は高校で学ぶ数学で求めることが出切る。
バッファーはRFC(10mH)で軽作動させている。
段間トランスは降圧(2:1)にしたが、降圧(5:4)にすると 結果が違ってくる。製作者の創意工夫が反映できるだろう。
積極的に飛ばないようにしたのが本基板だ。 しかし不満を持つ場合の情報はこれ。