太陽光発電の施行業者の見極めかた。FIT 21円。FIT 17円。パネル価格。

たまたまメガワットの発電所を幾つか係った経験から記しておく。

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日本での太陽光発電の第一人者は、彼である。これは太陽光発電業界に10年もいれば判ることだ。

◇太陽光発電の施行業者の優劣を見極めて、悪徳業者に引っ掛からない方法として、

①電圧降下計算書を提出してもらう。

 ・リアクトルを含んだ基本式で計算しているかどうか?

 ・電線メーカー名の記載があるか?

 ・水準の低い業者は当然提出できないね。業者が提出を拒んだ事例

②「山梨の淺川さんを知ってます?」とお尋ねすること。

 ・太陽光パネル系業者なら、太陽光発電の歴史に沿っているので、日本の第1人者のことを知っている。電気系会社ゆえに電気工事施行もしっかりしている。

・土木系、住宅系の業者は、日本の第一人者のことを知らないので、電気工事施行をちゃらんぽらんにしてくることも推測される。内線規程に従わない業者は多数ある。

③野立発電所では、

 架台の強度計算書で応力確認すること。溶接構造として計算書をまとめてくる業者が大半なので、注意。実際の施行はネジ締結なので、最も応力のかかるネジを聞き出して応力計算をさせること。 無能な業者は計算できないね。

④集中型パワコンの場合

 キュービクルの熱交換計算書を貰うこと。 換気ファンの能力不足でないかどうかを確認すること。この計算を行なっている業者は少ない。大部分はいい加減になっている。

⑤分散型パワコンの場合

 これも熱交換が甘い機種もある。ファンレスの屋外使用だと冷却が追いつかずアラーム停止するのをそこそこ見る。環境温度とパワコン温度との関連がわかるグラフをもらった方がよい。

 冷却能力からみるとPC電源で大きくなったデルタ電子が技術を持っている。

⑥パネル価格

 中華人民共和国での製造品はshippingして、日本国内で40円/w~45円/w程度で流通している。270wでも11000円前後、270wが14000円なら高すぎる。

⑦FIT終了後

 産業廃棄物としての対応が必要になるので、撤去費用はそれなりに掛かる。心の準備は必要。

  

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