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今朝から、この基板の動作確認していた。
初段はlow noiseの2SC1815L。
◇通電すると35dBしかゲインが無い。 あれ?、、、この回路はワイヤレスマイクで幾度も使ってきたのでCR値も含めそこそこ実績があり、往時は60dB程度のゲインがあった。
今日は35dBしかない。「何か間違えた???」と想いつつ全ての抵抗を交換しつつ動作点を見ていった。あ~でもない、こ~でもないと1日過ぎた。 まったく改善されないので、「中間AMP基板を1枚追加か、、」と作業方向を決めた。
◇1枚目の実装基板の見た目が悪くなったので廃棄することにした。2枚目に部品を半田付けして通電確認した。。
う~ん??。60dB取れてる。1枚目の基板は部品不良だったんか、、、。
0.5v出力まではクリップしない。ネライの増幅度に合わせて3枚目に移った。
◇3枚目も60dBほど取れるが動作点が上と少し違う。
0.1V出力でクリップする。
Rの値は全く同じだが半導体のバラツキってやつだろう。
動作点を少し触って終了。
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測定器なしだと良い動作点に持ってこれないね。改めて半導体のバラツキを体感した。 雑誌等での半導体工作記事の 再現性が高くないのは、まあ当然だろう、、、と。
回路は「2石直結」でNFB量は抵抗値を換えて波形を看ながら任意にする。(NFBは0~10dB程度)
小型VR3個購入したが、左は「捻じ込むと音量が大きくなるモノ」。
右は「緩めると音量が大きくなるモノ」。 これは中国クオリティーらしい。