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とある掲示板で「余りの基盤があればね-」と書き込みがされていた。
まてまて、「どのような回路にすればよいのか、、。それが判らない」と請ふたのは誰なんだ?。 それが「余りの基板があれば、、。」とは、、 起承転結が謎になってきた。
さて、アナログもデジタルも部品配置が胆である。それゆえに多数の出版物がある。どうして胆なのかは書籍にあるので、それらを読むと身につく。
今回はSN比80dBの結線回路系途中に「割り込み追加」するのだからSN比90dB程度は求められる。設計目標としてはSN100dBを掲げて実測90~95dBとなるのがよいように思う。
さてSN比100dBのためには、プリント基板をどのように作れば良いのか?
その為のCRは何を選定するのか?
どう配置するか? ジョンソンノイズはどうする?
半導体は選別品でなくてよいのか?
外来ノイズ遮蔽をどうするのか?
など結構な事をきちんと思考する必要がある。プロエンジニアの範囲だろうと、、。基板だけあっても仕方がないでしょう、、、と。さらにSNを測定する道具があるのか?、、。
SN比60dBならノイズは1000分の1
80dBなら1万分の1。SN比100dBならノイズは10万分の1になる.
0.1Voutの中間アンプならノイズは検出されちゃマズイ水準。これを自作するにはそれなりの経験とノウハウはmustだ。
部品を実装して特性確認しないまま「はい終了」とするのが大半だろう。そりゃ、こどもの遊びで終わってしまうよ。 それで終わらすのも名案ではあるね。
知識が浅い人間ほど「半田工作は簡単だ」と勘違いしやすい。
それゆえにaudio系には深入りしたくないおっさんだ。オイラの技術水準ではSN100dBは到底無理だ。
逆に音の質を劣化させるのは至って楽だ。ノイズ源になる部品を積極的に使えば済む。或は脚色してくれる部品を使えば良い。まあ劣化させた音を聴いて悦に浸るのもありだとは想うが、オイラの技術思想とは異なる。
余談になるが、過去記事にもあるようにポータブルシールドboxでは減衰量80dBが限界だ。これは自衛隊系に行っている。my design.