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昨日に続いて基本情報を上げておこう。
「3端子電圧レギュレータは発振している」とメーカー公表されている。制御を考えると、「そりゃ当たり前でしょ」になる。 もしも理解できないなら学習することをお薦めする。80年代の増刊雑誌等にはその記載があった。
CQ誌からのPDFには、「ノイズの発生がとても小さく、、。」と公知されている。 小さいとは相対的表現であるがノイズゼロではないことを広報している。 等価回路にはツェナーが表記されており、このようなツェナーが「広域ノイズ発生源」として好んで使われている。つきつめると「ツェナーがノイズを発生しないタイプかどうか?」に至る。
PDFには「リップルが低減し、、」と記載があるが、整流後で観測するとほぼ機能せず、リップル低減はCR平滑回路より劣ることが確認できる。
ノイズが小さくても発生するとラジオに対して害になることは事実である。
電解コンデンサーやフィルムコンデンサーについても言及しているので、それらの特性は結構重要である。
1,
電波ノイズを飛ばす3端子レギュレータはこれだ。
有名ブランドだよ。
2,
下の写真は3端子レギュレータからの乾電池側へのノイズ流出をオシロで眺めたものだ。
上のメーカーとは違うがこれも有名ブランド品。
3、
たまたまノイズ流出しない製品もある。昨日から40円⇒50円と値上がりしている。
LC7265表示器の+B側に、0.1mVほど漏れているのは、クロックノイズ。3端子レギュレータ起因ノイズは見えない。
pic式表示器のノイズ。ダイナミック点灯による周期ノイズだ。フレッシュレートノイズと云うべきだろう
このノイズ波形にも3端子レギュレータノイズは見えない。 このようにオシロで観測できないほどノイズ流出がないgoodな製品はこれだ。。
製造終了品なので早めに入手した方が良い。流通在庫としては4shop.
またこのpicの周期ノイズを止める基板はこれだ。オイラのようにpic式表示器を組み込んだラジオを自作する方なら、この回路は穴明き基板で組めるはずだ。
気まぐれなオイラだから数日でこの情報はクローズする。