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2015年は通電しなかった2バンドラジオ。2014年夏の製作ゆえに久振りだ。
通電したら聴こえが悪い。
奇怪しいなあと確認中。
IFTの同調が奇怪しい。 コンデンサーが駄目のようだ。
C同調IFTが多数あるのでC同調に換えた。6sa7のプレート負荷でのIFTの向きは「電機メーカー」VS「IFTメーカー」で異なるが、山中電機のようにするのがgood. (記事)
過去製作をみると当時の技術具合が判る。
写真のように出力トランスの1次側にはコンデンサーはついていない。
音の高域が垂れ下がる部品はついていない。不要だからだ。
検波部にも 高音が垂れるコンデンサーは入っていない。これも不要だから。
検波以降は高音が減少するような部品は取り付けていない。可能な限りフラットな音がでてくるラジオに仕上がっている。
6SQ7(6AV6)のプレート側に100PF(120PF)が付いているラジオが主流だが、このラジオのように専用検波管(6H6)を使うと高音の減少は防げる。
6H6を倍電圧で使っているラジオ。
丸ダイヤルはCOSMOSのおやっさんの印刷品。ハンドメイドなので流通していない。