祐徳電子の 「FMラジオキット2」 を造ってみた。

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久し振りの半導体の半田工作です。2P3以来だと想う。

今回は祐徳電子から最近リリースされたFMラジオキットです。

オイラの財布にも優しい価格で助かりました。

MODEL NAMEは、ZHW-FM RDIO KIT2.

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回路図がきちんと付属している。

LCD表示なので選局は楽で助かる。

LCD表示部はそこそこコストが掛かるので、この価格帯でLCD附きキットはお買い得感すらある。しかもLCD部は実装済みと大親切。

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部品点数が少ないので、休日の午後にでも半田工作するには手頃な量。

部品をグループに分けた。

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この時に、CとRの値を1個1個確認しておく。 記憶イメージにどんな部品があったのかが入る。

押し釦は、ラバー接点ではない。この金属片がパコパコと音を立てて、PCB基板の半田面に接触する。

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バリコンと軸用ネジ。

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とりあえず、Cから実装した。

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CとRは余分に入っていた。余った。(親切心で予備が入っていたようだ。多い分には安心できた)

10.7Mhzフィルターの向きを確認。

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バリコンは浮かないように、半田する。バリコンは、クリンチ脚で取り付け向きが決まる。

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スピーカーと電子パーツが事故らないこと確認する。 okならば、スピーカーをボンド等で固定する。

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sp線の半田ポイントにマジックをつけておく。

パコパコ金属片を載せる。方向性があるので注意。接着材は使用不可。

苦労するがじっと耐えて載せる。

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フロントケースをlcd基板にのせて、 反転させ、ネジ止めする。(ヘルパーが居たほうが楽)

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必ず4点ネジとめする。ネジが甘いとパコパコ金属片が踊ってしまう。

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5ケ処ともパコパコ音がするのを確認。 金属片がずれていると無音になる。

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予め用意しておいた電池BOXから3Vを印加する。

音がでたので一安心。時計機能もある。

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う~ん、周波数が低い。間違えたか?

OSCコイルを間違えたので、吸い取り線を使って正規につけた。

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バンド下限がここなので、OSCコイルを伸ばして周波数合わせをする。

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OSCコイルを伸ばす。下限を74~76くらいにする。

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バンド上限は、このトリマーで合わせる。

75~109Mhzのバンド幅にした。

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感度合わせ。下側はコイルの伸縮みで調整。

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上側はトリマー。

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波形は綺麗。

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YouTube: 祐徳電子のFM RADIO KIT2

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裏ケースの締結ネジは、ここを使うようになっていた。

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注意深く外す。裏ケースをつけて完成。

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青少年の工作向きだね。感度も良好です。

価格面、感度面でお薦めできます。

LCD附きキットを工作したい方へ朗報ですね。

2016年1月10日 追記

受信範囲が広いのでFM帯ワイヤレスを自作するときに重宝している。



第145番目の製作品。

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4バンドのキットも出た。

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この大きさで、短波1、短波2,中波、FMと聴こえるKIT-006D.

4バンドキットは祐徳電子さんだけだね。

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