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AM帯は 12AX7のグリッド検波でもRS44でNHKが聴こえた。
標準的5球スーパーよりも「感度が悪い回路設計」なので、この感度で仕方がないだろう。
実装も検波負荷ラインも長いので、当初全くAMは聴こえなかったが、ようやくここまで辿り着いた。
FM重視の回路設計なので、そういう事のようだ。
①FM帯のIFTを開けてみた。型番はR10.7 B。
1次側のターン数が多い。 10pfがついている。
2次側は30pfがついている。
データシートとはC容量が違う。
どこかのメーカーのIFTは1次も2次も同じ巻き数だったが、これは違うな。
②AF-10と紅くスタンプ押しのある、IFTを開けてみた。型番は同じR10.7 B。
これも、データシートとはC容量が違う。データシートの数字は誤植??
③2個ならべた。
④紅いスタンプ押しのIFTはここから持ってきた。
AF-10のFM IFTで予備1組を持っていたんだな。 昔々に手に入れた記憶。
★ボボボと発振するのはFMだけぽくなってきたAF-10。
トントンしていくと12AX7への+Bライン抵抗で反応が高い。
何かの部品不良?? とも思えてきた。
シャーシを軽くトントンするとハウった音が出る。う~ん、これ、オイラのラジオ造りではほぼ経験ない。
FM 帯の2nd IFを軽く動作させている間は、IFTのpeak 調整できている。
FMなのでリミッタ動作させなきゃならん。
R10.7のテクニカルデータシートに拠れば、「+Bは100~130Vにしてね」との旨。
確かにTRIOのFM チューナーは120V位の動作点だった。