不揃いのIFTは、
ここから剥がしてきて同じ型式で揃えた。
3時間ほどラジオを鳴らし続けても電源トランスが暖かくならないので、そこそこ電流が取れるようだ。
耳は電圧なりに、普通。 使い慣れたBT-1V(BT-2V)より電圧が高いので、耳は良好。
テストループでSG信号を飛ばす。
それを受信して本ラジオのトラッキングをする。6BY6だと耳が良すぎるので6BE6(中国産)にした。
消費電力が少なくて済むように、6BA6のSG電圧は低い。(SG抵抗は510KΩ)
トランスに5Vタップがあるので5AQ5にした。
ヘテロダイン検波 ⇒6BE6
1st IF ⇒6BA6
2nd IF ⇒6BD6
1st AF ⇒6HM5
2nd AF ⇒5AQ5
SPに接続したVTVMを見ていると
VRmaxで 1.5v程度は、針が振れるので音量出力は充分。
★IF3段ラジオには、同じ型式のIFTを取り付けた。
追記 2017/06/05
プロ用テストループを所有しているsiteは2つだけだ。 しかし、ラジオ修理業ではゼロだ。不思議だねえ、道具なしに修理? 壊してる?? らしい。
これは、「製造ライン経験者でない謂素人」が見様見真似でラジオ修理業を興していることに起因する。
2023年時点でも、お金を取って修理しているwebsiteではテストループ映像はないねえ。
トラッキング調整に使うテストループはJISで規定されている。これは、エンジニアなら知ってる常識。
「トラッキング調整」で検索すると、身勝手な調整が上位にくるのでそれを信じるかたも多いだろう。技術を下げるのに貢献しているsiteが多いね。
エンジニアにはmustのtest loop.
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普通のスーパーラジオに仕上がった。
今年の16台目の真空管スーパーラジオ。