春日無線 TRIOのトライアンプ AF-10

信州伊那谷が発祥のTRIO(春日無線)のトライアンプです。

「TRIO 発祥地の工場の閉鎖が決定」がこの秋に新聞記事になっていたので、

かなり淋しいものがあります。信州大学の農学部の近くに、TRIOの工場があります。

この工場は、道に看板があるので、判り易いです。

コイルで名を馳せた春日無線ゆえに、いまでもIFTは人気がありますね。(人気はありますが性能は他社ですね)

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★yahooでは、こういう動作品のトライアンプを安価に落札して、

動作品をわざわざ分解して、

電源トランス単体、出力トランス単体、6BM8真空管単体で 再販し儲けているプロ業者もいますので、 彼等をじっくりと観察すると面白いですよ。

「トランス抜き外装ケース」の置き場にも困ってケースも出品されてますからね。

YAHOOで仕入れて、バラバラにしてYAHOOで売る良い商売ですね。

概ね7000~8000円を上限として彼等は入札してますので、それを超える金額で落とせば手に入りますネ。

(日本人の道徳から見て、どうでしょうかね?)

まあ、戦後の動乱時に国立大学の蔵書を持ち出してリヤカーで売りさばき、それを原資として、財を成した有名なお方も輩出する日本ですので、彼等には道徳性は無いかもしれんですナ。

★プロ業者とは、正反対に、

ジャンク品を綺麗に直して、ラジオ調整もしっかり行なって 出品されている方々も

多々居られます。こういう方々の技術とその想いには、感動しております。

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「1958年の製造」だとWEB上に情報がありますが、どうでしょう???

左のツマミが割れています。

 コレクターアイテムのように綺麗なものだと2万円以上してますが、

外観がよくないので、それなりの価格で手に入りました。

AF-22は時折見かけますが、これはAF-10です。

FM専用化してしまうつもりで、手に入れました。

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表面処理にホールが空いて、錆が出てきてます。

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う~ん、信号系オイルコンは換えてある。

出力トランスの1次側の配線が中途でつないである。

(本来なら、ソケットまで線材がきていると想うのだが、、)

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ブロックコンのアース側の結線が外されている。(半田痕あり)

なにか、妖しいですね。だから入札が少なかったのか、、、??

AMラジオは鳴ると説明はありましたが、、、、

平滑回路のコンデンサーのグランドが未結線で

どのような音になるのか????? 

オイラには、想像つかない音ですね。この赤い線、OUTトランスに向かってます。

エルナーのブロックコンです。エルナーの工場も信州安曇平にありましたが、

今はどうなのかなあ、、。

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チタコンの表面が黒いんだけど、、。

電極間が黒いんだよね、 PFの表示も読めないです。もちろん綺麗なチタコンもあります。

妖しさ満載で、面白そうですね。

チタコンはFMのフロンドエンドが一番黒いです。

メンテの順序としては、

①ブロックコンは使えるの?

②チタコンは同容量のものに付け換える

③その後、通電してみる。

あるいは、FM専用化してしまって配線をそっくり外す。

長期化しそうなテーマですね。

通電してみた。

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