メンテナンス 松下 AM/FM 真空管ラジオ RE-860の続きです。
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昨日から10時間ほど鳴らしたので、 IFT調整を始めました。
まず、SP端での波形を見ます。VRは絞っておきます。↓
ボケてますが、0.01Mvレンジで計測したので、VTVM読みで9mV程度です。(所謂残留ノイズ)
過去のMWのトランスレスラジオが8~10mVくらいのリップル波形(ヒーター起因のバースト波形)でした。
このRE-860は、9mVの割には、聞えてくるハム音が少ないトランスレスラジオです。
放送を受信していないバンドノイズ時にも、ハム音が耳につかないですね。
(松下トランスレスラジオでは平均的なノイズ。オイラが手を加えた日立ラジオでは2mVと1/4ほどに下げた。)
MWの受信波形↓。IFTのズレはありませんでした。
FMの受信波形↓。IFTのズレはささいでした。
マジック・アイの消灯SWを附けました。
いまPIONEERのチューナーのメンテを進めていますが、
「PIONEERのチューナーTX-40より波形が綺麗」が感想です.
spラインの線材は40年以上経過しているのに、しっかりしてます。
あと20年近くもちそうなので、野暮なことはしません。
ラジオの終段30A5の動作点は、トランスレスラジオ全般で浅い。熱でソケットが変色していることがあまりにも多いので、Rkを270Ω程度にして軽めの作動にすること。あるいはsg抵抗を大きくして軽動作にする。(バイアス目標はー4~5V)
磨くのに疲れました。「油汚の黄色」から、本来の色に戻りました。
シャープの真空管FMラジオの音
YouTube: FM /AM 真空管ラジオ FM-11 シャープ
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