ケミカルコンデンサーがスモールリークしてしまったGT管ラジオの続きです。
電解コンデンサーを調達した。
電源トランスが300V OUTなので、+Bはピーク値430V弱になりますね。
前回は、△△社製の耐圧400Vを使って、リークしてしまいました。
日本製のケミコンですと、商品設計サイドで、
マージンを持たしてあるので「耐圧400V」に430Vを掛けても、そうそうリークしません。
所謂、安全係数を見越して「△△V仕様」と謳うか?
って世界の話です。
国産でも1社は、マージンがないものを製造しているので、ちょっと注意ですね。
↑47μFのケミコンを付け替えました。 国産の33μFはそのままです。
国産の400V仕様は、リークしてませんでした。これでラジオも元気に復活しました。
↑リークしたケミコン。リーク具合を診るには、HPのLCRメータがほしいですね。
オイラは、 「ケミコンの製造装置を製造・販売」する会社の子会社に数年在籍してました。
装置の設計をしていたので、SANYOさんやニチコンさんにも 行きましたです。
それゆえに、ケミコンの作り方ってのは、一通りは知ってますです。
ケミコンの製造装置って、世界シェアの7割弱がメイド イン ジャパンですね。
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