可聴周波数の特性もよくなかったので、マイクアンプ部を再製作します。
↑3石にしてみました。
このトランス変調のワイヤレスマイクだと、マイクアンプ部の電圧ゲインは60~65dBほど必要です。
↑マイクアンプ部を新しくして、オシロで波形確認中。(6GX7ラジオで受信中)
右側がワイヤレスマイクへいれた波形。
左側がラジオで受信した波形。
↑受信波形は、OKですね。
変調トランスST-17の周波数特性が良くなくて、300Hzから下がスカスカです。
上は2Khzあたりから下がり始めるので、追実験される方には、他のトランスを探すことを薦めます。
カタログをみて、このST-17が一番使えそうだったのですが、、、
トランジスタのマイクアンプそのものは、100Hz~4Khzまでフラットです。
おいおいとST-17に補正掛けてみますね。
↑6GX7のレフレックスラジオ。
↑電池は9Vを1本、1.5Vを1本。真空管は3A5。
↑「発振のきっかけ」の細工。
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★真空管3A5を9Vで発振させることが出来て、安堵しました。積層9Vを1個と1.5V電池1個で造れるので、造り易いと想います。
3A5の発振強度によりますが、ST-17を使うとマイクアンプ部のゲインは60~65dB必要です。
★以前の実験では、電池管1T4を45V駆動させて、7dB弱しか電圧ゲインが取れなかったので、この60dbを電池管で確保するには、抵抗結合だと10球近く必要になります。
段間トランスを使うと球数が少なくて済むのですが、100Hz~3Khzまでの周波数特性がフラットになる小型トランスの市販品をまだ見つけられないので、今回はトランス結合は見送りです。
トランジスタだと1石で30dB近く増幅してくれるので、ハイブリッドはその意味で助かります。
★残りの課題は、ST-17に起因して周波数特性が良くないことです。
低域がスカスカなので、のちほど持ち上げてはみますが、、。
★このアンテナで2.5mほど飛びます。
飛び過ぎないように、アンテナは短くしてください。
ワイヤレスマイクは造って面白いですね。
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★以上、9Vで発振させた3A5の自作AM変調ワイヤレスマイクの製作記事でした。