再生式ラジオ製作の続きです。
今回の真空管は、CK6688 と 6LF8。
6LF8って6AW8より具合良いので、おじさんは好きな真空管です。
6DK6や6EH8も好きな球たちです。局発には、6BY6ですね。
★CK6688は高一中一ラジオで使いました。CK6688(E180F)
IF用の球なので、どんどん使おうと想います。
↑2球式再生ラジオ。
(6LF8が複合管なので、O-V-2です)
↑SGを受けた波形。グリッド検波の再生式です。
ラジオ少年の200Hチョークを初めて使いました。
結果、具合が良いです。
「1:3トランス」とのゲイン差がありません。(付け替えてみました。)
この200Hチョークは、再生式ラジオにお薦めです。
↑NHKを受信中
ガツンとは聞えてきませんが、鉄筋住まいの環境でも
35Kmさきの電波が聞えます。
★AFのVR8分目で、「RFCで留めきれずに流入してくる高周波信号」に起因する回り込みがありました。(後記ありますが、2段RFCにしました)
6688⇔6LF8の距離が近かったようです。
もう10mmは離した方がよいです。
★聴感上、低域が不足していたので、SGで400hzと1kKhzの変調で
波形をみると、やはり400Hzで音でてません。12dbほど差があります。
(後記ありますが、Cをパラにして低域をハイインピーダンス化し,
改善されました)
↑6LF8と松下の6688。金メッキの脚ですね。
真空管6688のSgは20v近辺でしっかり発振します。
トラブルも無く完成し、鳴っています。
調整することとしては、
①耳が良くなる位置に、アンテナコイルを持ってくる。
②再生具合をみて、再生用コイルのターン数を増減する。
③受信可能帯域をみて、アンテナコイルの巻き数を増減する。(これは①と相互関係にあります)
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で、AFを1球追加して3球ラジオにしました。
①SGで400Hz,1khzを変調すると、ハイブーストだったので、
少しでもフラットにしたくて、トランスは、ラジオ少年の「20kΩ:8Ω」に変更。
(3dbほど400hzが改善されました)
②グリッド検波6688
AF 6688
AF 6LF8の構成です。(6LF8が複合管なので、実質はO-V-3です)
↑NHK受信中。普通に聞えます。
球を追加したゲイン増は、SGで15dbでした。
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主要パーツ
バリコン 290PF
バーアンテナ BA-380 (ラジオ少年)
電源トランス BT-1V (ラジオ少年)
OUTトランス BT-OUT-1H (20K:8 ラジオ少年)
チョーク BT-CH-8 (ラジオ少年)
ケース S-7
真空管 CK6688,6LF8
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★再生管とAF管との距離について、
おじさんが持っている雑誌や教科書には触れたものがありません。
今回、このラジオを製作して、もう10or 15mm離すべきだったと反省してます。
★バーアンテナのコイル位置は、感度ピークを追っていったら
写真の位置になりました。バリコン(金属片)に近いと耳悪いです。
「バリコン⇔アンテナコイル」の距離は、耳が良くなるベストポイントがあります。
アンテナ位置も調整が必要ってことですね。
★BC帯510~1600Khzまでの帯域になりました。
回路図は、のちほどupします。。
★RFC2段を薦めます。1段では高周波成分が留まりません。
★真空管3球を使っていますが、耳的には3球スーパーに及びません。
IFTの効果は偉大ですね。(IFTのQの大小で耳が異なるのは、ご存知ですね)
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単球再生ラジオキットの製作は、1RW-DXです。