フォアーランド FR-702  7石 AMラジオ キット  その2

   SG入れてみました。

波形が軽くクリップしてます。↓

021

AF段に信号を入れてみました。↓

左側がスピーカー端での波形。右側は入力信号の波形。

022 

すっきりした波形になりました。↓

023

R13の抵抗値を換えてあります。

6V駆動のラジオなので、この抵抗はオリジナルより低抵抗が好ましいですね。

「半導体の個体差」があるので、トライ&エラーで決めて行きます。↓

024

抵抗値を変えたので、AF段のゲインがオリジナルより2db強上がっています。

VRを上げて行くと、AF段の回り込みのような音になってました。

(個体差でしょうか、、。)

ケース側のボスを回避するように、マイラーコンを半田付けします。↓

音も改善されました。

(まだ、ややゲイン過多なので、TR5のゲインは下げた方が好ましい感じです。)

025

オリジナルで、充分に耳がよいです。

CK-606やKIT-9より、確実に聞えます。

耳は、イスペットの6石ラジオに近い感じです。

026

ダイオードを追加して、倍電圧検波にしてしまいました。↑

(悪い癖です。倍電圧検波は、バルボルでみても3db アップしてますね。)

027

↑普通の波形になってきました。(すでにAGC効いてます)

AGCの効きが早いので、もう少し甘めの方がよい感じです。

(好みの領域ですね)

SGからの信号を上げていくと、上下がだいたい同じようにサチレーションするので

AF段の抵抗値は、写真のようにしてあります。

TR2とTR3のバイアスは、後日見直してベターポイントを探してみます。

トラッキングの感度差は、1db範囲に収まりました。

アンテナコイルは、かなり良い設計です。

①+Bのデッカップリングコンデンサーは、容量を大きくしてあります。

②AF段で波形を見たら、低域のたれが気になったので

TR5のケミコンも容量大きくしてあります。

028

並べると、青もよい感じ。↓

(左は、6TR-STD,  右は ACT3)

029

チューニングLEDも光ます。↓

030

教材用なので、銅箔パターンも厚いですね。

耳が良いので、お薦めですね。(半導体の個体差に合わせて、少し定数変更しました)

フォアーランド電子さん⇒ここです。

*****************************

AM/FMラジオのフルキット

FR-7100,FR-7300も販売されています。

FMのトラッキング調整も面白いですよ。

TOP PAGE

コメント(4)