FM専用でLCD表示。
祐徳電子の 「FMラジオキット2」 を造ってみた
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田舎は今日、明日とお祭です。
学校教材メーカーのフォアーランドから販売されている
FR-7300(フルキット)を取り寄せま した。
FM/AMラジオです。 ICラジオキットです。
FMのフルキットを販売してる唯一の会社ですね。
「FMラジオのトラッキングを楽しむ」選択では、フォアーランドに頼るしか調達方法がありません。
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2012,5月にラジオ少年からkit-600が販売されました。
原稿時点では、フォアーランドさんが唯一の会社です。
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もちろん、RF実装済みのキットもあります。
中身です。 AM/FM用IC+AF用ICの2IC構成です。
2石式FMワイヤレスマイクも、基板に部品つけします。
(設計者の遊び心に 惹かれますね)
ささっと半田付けです。6TR-STDと大きさ比べです。↓
AMのトラッキング中です。
波形は、上下の伸びが異なるので、歪んでますね。↓
(リニアでは、ないですね)
TRなら手出しできるのですが、、、、、、。
FMはのちほど、、、、。
2011/9/24 追記
FMトラキング中です。
SSG⇒セラミックコンデンサー473⇒ANT端子のルートで
信号入れました。
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ロッドANTの伸び縮みで、負荷が変わるので、
正規には、
送り側は、SSG⇒FMアンテナで、空中放射。
受け側は、ロッドアンテナ伸ばして、受信。(トラッキング)
しかし、生産工場ラインでは、こんなこと無理です。
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AM同様に、波形が???です。
低周波発信器で、AFに信号いれたら、やはり波形が???でした。
AF段は、AN7116が使用されていました。(外付け抵抗は、IN側の1個)
松下の音響用ICの こういう傾向には、幾度も遭遇しているので驚きませんが、
ややIC設計が???の印象を受けます。
(30年前にテレコを製造していた経験上、松下さんはこんな感じでしたね)
音響用ICは やはり東芝製が 波形からはベストチョイスですね。
感度は、ICラジオとして普通です。
市販のICラジオでよく経験するように、ノイズがやや多いです。
イスペットさんなど他社のICラジオキットも全く同じなのですが、
「ICに起因したノイズ」で目的信号がマスクされてしまうのは、ICラジオの弱点ですね。
追記2012、JAN、30
FMのコイルは70年代の主流だった空芯コイルでなく、
写真のようにボビンに巻かれています。
「コイルを伸縮させてトラッキングする」妙を好むマニアには向きませんが、
FMのトラッキングにトライしたい方向けのキットです。
FMのトラッキングを未経験の方は、トライしてください。
スリムケースのICラジオキットFR-7100も造りました。
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