PWM変調考  LTC6992

先日は 「D級デジタルアンプ IC についてのメモ書 :自作向け忘備禄。」にさらっと書いた。

今日はLTC6992の低周波入力レンジを確認する。 喋りのプロであるNHKアナウンサーでも声の大小差は40dB(100倍)ある。 クラシシック音楽では生で120dBを超える。

音楽CD当初はレンジ100dBあったが、80dBにまで減った。120dBを80dBに圧縮しているのでCD,MP3で臨場感再現は無理。 失われた40dBを復元することは無理。

 
 

LTC9962の写しだ。 低周波信号がすくなくとも0.1Vは必要。入力上限は1V.

つまり10倍しか入力レンジはない。 20dBしかない。 ピポパフ等のトーン信号くらいしか入れらないことは判った。

Ltc6992

LMC7555でPWM変調させた基板が領布中だが入力レンジは30dBほどしかない。

UCC25702も入力レンジはさほど広くないので、困ったネ。

UCC28C53が 25702より20%ほど広そうだ。 UCC28C53は0.1~4.8Vの間で低周波信号を請けれるようだ。それでもレンジ幅で50倍(34dB)はない.

入力レンジとしては通信限定であれば40dBほしい。 音楽系ターゲットならば50dBはほしい。

 
 
6WC5をワイヤレスマイクに使う場合には、 低周波信号5Vが6WC5に掛ると概ね変調100%になる。無信号時には1mVは掛からない。 5000倍ていどの信号大小差に対応しているので、入力レンジは74dBくらい。  球の元気具合にも依存するが マイクアンプ部の増幅度目安にはなる。
 
 
 

PWM変調デバイスでは、もう少し入力レンジがほしい。、、、、データシート確認中。

ここは某氏のようにコンパレータがいいのか?

NE570系の出番???

 
 
 
 

中波帯放送局ではPWM変調は1975年ころからの技術。入力レンジについて調べている今日だ。

コメント(0)