2球式 スーパーラジオ :2012年5月製作。

「3極管で局発+混合」させたレフレックススーパーの製作記事が刊行本になっており、試しにつくったらマイナスゲイン(10dB)で使えたものではないことを確認できた。「3極管で局発+混合」では ヘテロダインにするメリットがない。

もともと「3極管で局発+混合」にはゲインメリットがないので、7極管が開発された経緯がある。 「3極管で局発+混合」の作者は、「できました」記事だけで測定系情報がないので、 その程度だろう。

 路線変更し「局発+混合」は6BY6にまかせた。

具合よい7極管ではあるが、「デメリットは7極によるノイズ増加」。短波帯で確実に判る。

FM帯で7極管を使うと周期性ノイズで放送がマスクされる程度ある(作って聞けばわかる分野)。

プロダクト検波で6BE6を使うと音質は劣る。これは、球構造に起因する。 12AU7.12AT7が推奨される理由はノイズが小さいからだ。

vhf用の6AN4を使うとさらにノイズ低減が期待できる。

 
 

元記事はここ

シャーシはリードS-8.

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製作の肝は、6BY6.

 6BE6では非力。

回り込みで苦労した記憶。

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