真空管アンプの動作「CLASS A2」の謎について。 某雑誌の誤情報でした。

真空管の動作点についての書としてはCQ社の1962年刊行のリニアハンドブック 28頁がわかりやすい。

AB1,AB2の違いについて記あり。

執筆は JA1ANG  米田OM.

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株式会社誠文堂新光社:初歩のラジオの編集メンバーが刊行したリニア本。1980年刊行。

Sinkousha

AB2の模式図

Ab2_ss

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AB1ですね。 

 
 
 
 

株式会社誠文堂新光社;「無線と実験」。動作点模式を使わない時点で妖しさ満杯。 同じ会社であるが、編集者の知的水準が初歩のラジオとは差がある。

A2

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このカコミ記事はまちがっている。執筆陣、編集陣のオツムがすけてみえる。

編集側の技術教養が不足だと誤情報が流れる。

わずか18年前の1980年刊行自社出版物との整合性がゼロ。「どのような言い訳をしてくるかねえ???」。 読むと馬鹿がうつる雑誌かもしれない。

 

 
 

エンジニアは正しいことを後世に伝えるのも大切なこと。 いわゆるエンジニアの良心。

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