・SSB-TX調整時には、パルス変調によるトーン信号が推奨されていることはご存知の通りである。その辺りは古書にさらっと記述がある。JA1BLV関根OMの執筆にそうある。JA1BLV氏を超える技量をもった方が出現していないことも事実である。
・ヒトの声を波形をみると細かいスパイク形状で構成されたものである。それゆえにパルス変調によるもので調整するのがおそらく正しい。それゆえに記述が見つかる。 高調波関係にない2音(パルス変調による2音)でf1+f2等を観測するのがよいように想う。
観測方法についてはJA1BLV氏の記事を必ず読むこと。WEB上でのは亜流になっている。
・audio系においても「サイン波で計測するのは可笑しい」との意見が浸透してきているようで、少しは科学的な方向にむかうだろ。
・サイン波によるトーン信号が今は主流であるので、それにも対応した基板になっている。
このツートーンジェネレータは「パルス変調による1音」 或いは 「加算による1音」をジャンパーピンにて選択し発生する。乗算と加算については この項で幾つか実験済み。
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ツートーンジェネレータ基板 。
①基板ナンバー: RK-24
・キットとして取り扱いを始めた。 5石+1ICなのでビギナー向きではないように想うが、波形を見る道具があればまとめられる。
①
乗算回路による2信号波形。
②
加算回路による2信号波形。
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上述品は1970年代ではビギナー向けであるが、 2000年以降では中級むけらしい。、よりビギナー向けを基板化した。(1970年代では高校生向け水準)
ツートーンジェネレータ基板 。
②基板ナンバー RK-149
マルチプライ部も実装した。デバイスにはne612を持ってきた。 6番ピンには0.5v(vtvm読み)ぐらいがよいと思う。
・加算波形。
lowerとupperの加算バランスは半固定vrで合わせる。
・乗算波形
YouTube: checking two tone-gene : multiplication circuit
動画は乗算波形。
op amp使用の発振回路は、半田ミスがなければ動く。製作で難しいところはないと思う。
通算407作目。基板ナンバーRK-149.
上述2品でも製作ハードルが高いらしい。ここまでスキルが下がっているとは驚きだ。
はじめて半田つけする方向けに基板化した。
ツートーンジェネレータ基板 。(1970年代では中学生向け水準)
③基板ナンバー RK-198 :2022年11月リリース。
シルク印刷に沿って部品を挿して半田すれば完成。
YouTube: two tone generator for tx-checking. RK-198 kit
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textでの波形。
加算回路とは想い辛い波形だろう。
下写真は加算回路(キャリブレーションのキット組み立て)での波形。オシロの時間軸次第で一見am変調のようなものも観測できる。
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af信号+rf信号を抵抗にて加算した2信号波形(左)
、、と加算ではtextの波形には非常に為り辛い。