VRを絞って SP端で計測できるノイズを 残留ノイズと云われています。それは アンプ等の製作技術が下手だと数値は上がります。 ハムがでかい場合は100%製作が下手です。 商用電源周波数(2倍数も)のブーン音はハムと英語圏で云われています。ブーン音はハムと呼ぶので、「 ハムノイズは ブーン音音 」と音文字を続ける必要があります。 1950年代にはハムノイズなんて マヌケ表現がなかったので、戦後生まれのオツム弱い層による造語ですね。
真空管ラジオでは局発信号の漏れがSP端でも波形確認できるので、真空管アンプよりは数値が高くなります。局発信号は可聴域でないのですが、オシロで確実に観測できます。
製作側の目安として 真空管アンプ(ac供給、ヒーターac点灯)では残留ノイズ0.5mV以下。真空管ラジオは残留ノイズ0.7mV以下。 この数値に収まらない場合は実装が下手です。
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半導体のアンプは下手に作っても0.5mV以下になります。先日NJM2073を使いAMP基板にしましたが、乾電池駆動での残留ノイズはVTVM計測で0.02mV(20uV)でした。ここに公開済み。
BALANCEDにすると2桁はノイズが下がることも体験しました。迷電流が起きにくい回路はメリットがありますね。