再生式検波。
1、グリッド・リーク再生式検波
2、 プレート再生式検波
の2通りある。
**************************************
製作方法は、 Genny unit 01 (Regenerative radio)にて2016年6月から公開済み。 コイルのノウハウも公開中。 真似すると下動画と同じものがつくれる。 受信周波数表示するラジオ。
YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示
ベースになる検波方式を軽く帰還発振させたのが、再生式検波だ。 「ベースになる回路がプレート検波 あるいは グリッド・リーク検波」なので、「△△△再生式検波」と呼称される。
作成のため資料は、これ。
webで見掛けるのはかなり眉唾が多いので、先達のまとめた書籍(昭和時代)を読むこと。平成以降は偽り満載で、読んでも無駄だ。
「レフレックス+再生」式ラジオ: シングルチューブでしっかりと聞こえる。
「プリント基板でつくる単球ラジオ」で検索・
YouTube: 6KT8 single radio : watching NHK radio on 2023,sep,17th morning
***********************************
再生検波では「1:3」段間トランス 或いはチョークを検波負荷にする。その理由は検波された信号が増電圧されるからだ。抵抗負荷に比べると圧倒的によい。
①チョーク負荷
「抵抗負荷 VS チョーク負荷」の利得の差が判る。電圧比なのでデシベル換算では16dBになる。これが大きいか小さいかはお分かりになると想う。
②オイラが使う「1:3」段間トランス(五麟貿易扱い品)での増電圧は、「150KΩ負荷⇒段間トランス」で40dBほどUPしている。
つまり真空管1球相当の増電圧になる。 札幌や東京でのトランスはこの1/4程度しか増電圧しないので、注意。
チョーク負荷(段間トランス負荷)では、電源トランスからの磁束の漏れの影響を受けないように配置することは至極当たり前だが、実装が下手で抵抗負荷に逃げるならば、出来るまでTRYしないと上達はない。
配置が下手だと、電源トランスからの磁束漏れを拾って、AF段で増幅してくれる。 結果、使い物にならない工作品ができる。
**************************************