「D級動作アンプ」だが、
「2つのFETが同時にオンしないようにデッドタイム生成回路がある。」 。
ささっと調べると、デッドタイム回路起因で信号情報の5%~10%は捨てているようだ。 こういう伝達性の劣る(信号欠損多)のが人気なんですなあ。audio愛好家は飛びついちゃまずいでしょうね。
たまたま 比較的に短いから鈍感な人間はその無音状態が判らないだけで、「audio信号の受け取りを拒む時間が 、実動時間の10%もある」のは、audio機器とは呼べない。
どこの誰が 信号受け取り拒否する音響回路向けに 楽器演奏してますか???
cq誌の公開によれば
430kHzとして1ルーチン 2.3μ秒(2300ns) . dead timeは 80ns (40nsx2)
信号受け取り拒否割合は 80/2300=0.0376 (%換算では 3.8%)。 3.8%程度は信号を捨てている。
CQ誌の立場は新しい技術紹介を肯定立場で行う。 「つまり不具合は記事にしない」のが標準。しかし 不具合の様をこのように静かに教えてくれるよい雑誌でもある。
********************************************************
音楽CDで使用されるサンプリング周波数は44.1kHzである。赤のようにデジタルでの取り込み点をさだめてた場合、赤線での積分結果 と 黒線での積分結果がイコールであれば、音のエネルギーは欠損なくつたわる。 イコールでない場合には、脚色されてつたわる。
上の図はわりあいに人気のSITEからもってきたが、こんな形にはならないのがデジタル。
44.1kHzごとに何マイクロ秒間データを取りに行っているか? これは規格を確認する必要がある。
usb-dacは usb仕様で定められた100kcクロックがusbラインで生きているので、ノイズ源として利用できる。これ1999年以降は ノイズ源として使えるので常識になっている。
usb-dacでは、その100kHzノイズを除去した音響回路にはなっていないのも事実。 20年後には それじゃ拙いと気つく人間はでてくるだろう。