1Wアンプ案。 ぺるけstyleを改善してある。
「あの回路では、中点電位がゼロにならない」ので改善。
ぺるけ式とは云うが古典回路そのもの。新規性はない。
元回路には中和が必要なので、持ってきた。
幸運にも今までのAF AMP回路では中和が必要なことは生じていない。
「コレクターからベースへの帰還量を増やすと応答性が下がる」のでamp系では使いたくない技術。「中和は逃げの最終手」「中和させた音は劣る」と覚えておくのがよい。 Cobの大きいトランジスタは音が拙いのと同じこと。
電気(電子)回路での中和は戦前からの手法で、日本人が見つけた「ニュートロダイン方式技術」。大正11年(1922年) の特許。 詳細はここ。
バイアス用ダイオードで音色が違う。 ここは小信号用の応答性高いものが音色よい。
エッジの立たない音を好むのであれば ロシア製ダイオードがよい。