「ST管ではヒーター線の6pin側をGNDとする」とのルールは無い。真空管によって異なる。

2018年1月19日の再掲になる。

・某掲示板で2000年代半ばに「ST管ではヒーター線の6pin側をGNDとするルールがある」と紹介している蛮勇者が居るが、そんな身勝手なルールはない。これがどの会社なのか、そういったことの詳細についてはふれない。 しかし6Z-DH3Aと 6Z-P1ではGND ピンは違う。

・日本で初めて真空管ヒーターを定電流化し製品化し好評を得た企業は、SONY。この詳細を知らないaudio愛好家はいないはずだ。何がノウハウなのか?と確認した折には、往時の図面もwebで見れた。

・オイラが推測するに刊行本を読めない層がかなり存在するらしい。文字列の理解ができないのも「読めない」。ひとつひとつの文字が理解できないのも「読めない」。文脈から推論できないのも「読めない」。 まずは、正しい書籍から学ぶように。平成のものは概ね偽りが主流だ。

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1、嘘も誠も飛び交う時代に突入していて、「悪貨が良貨を駆逐する」のは人間界の慣わしでもある。

さて日本の鋼(刀剣)に至っては平安末期頃のものが最も良いようだ。

ラジオ工作に於いても、「ST管のヒーターピンはどのピンをGNDとするとノイズが少なく、SNがよいか?」については先人の文章がWEB上に公開されている。 事実、その文章のようにするのが測定上もgoodである。

しかし誤まったままの回路と誤ったままの実物が多数流通していることも事実だ。

「どのピンをGNDにするとノイズが下がるか?」が己脳で判らぬなら、実装して数値観測し体験すればよい。その程度の時間を掛けても罰は当るまい。

「理屈を唱えて実装が全く駄目との事例」は、20年前から千葉OM執筆本にも紹介されている。

先人を踏みつけて、浅い知識に基づくmy ルールを押し付けるのが、現状日本の流行りでもある。この行為には為らぬように熟考したい。

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2、

とあるラジオ修理siteに、「半導体ラジオ用電源としてスイッチング電源使用が推奨」されていた。

さて、スイッチングの周波数を知っているのか? 波形計測したことはあるのか?

スイッチング電源屋さんがノイズ低減に苦労しているのを知らないのか?

との疑念が湧く。

太陽光発電のパワコンはスイッチングによりDC⇒交流化している。ラジオを持って近よればノイズについての学習にもなる。60ヘルツ地域において、太陽光発電所敷地内では540kHz(60Hzの高調波)の放送が聞え難い。1MW発電の集中型パワコンならばおおむね50m程度の範囲でラジオ受信不能になる。

・日本では工業機材起因の妨害波(電波 と 電線重畳 )を取り締まる法令はゼロだ。 つまり野放しだ。EMIの用語を知らずにメガワット発電運転中の業者が圧倒的主流です。

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このメーカーのスピーカーが人気のようだ。

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オイラは機械設計屋なので、「共鳴点がいくつあるのか?」に興味がある。磁界が生じるのでそれへの影響を小さくするには丸型支柱はアルミが好ましい。鉄もステンレスもだめだ。 写真からは、ニッケル系の鍍金ぽく見える。

均等配置の支柱のようなで固有共振点が可聴周波数域において複数存在すると思われるが、それはいいのか? 振動解析ソフトでは偽り解しかでない形状だ。共鳴を実測しているか? ヒトの耳でも6dB程度の持ち上がりは聞き分けできるぞ。

エネルギー変換効率も調べてみよう。

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