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audio系においても「サイン波で計測するのは可笑しい」との意見が浸透してきているようで、少しは科学的な方向にむかうだろ。
「ヒトの声波形はスパイク形状の連続なので、スイッチングされた信号を入れて調整するべきだ」を大人の表現で過去ham journalにも掲載されたことがある。あの時からおよそ47年経過して、「サイン波での計測神話」から より現実に整合する形になるようであれば、それは進歩だ。
ヒトの声波形に非常に近いモノを造るには「エレキギターの歪の概念」も持ってくる必要がある。ここによれば1971年時点では録音エンジニア達は「歪の概念」を知らないことが公開されている。
YAMAHAさんが、その技術を生かして従来とは異なる 「送信機調整用機器(民生専用)」を出すべきだろうが、価格性と市場規模からみて手を広げてくるとは思えない。
YouTube: 【 西部警察Ⅱ ワンダフル・ガイズ 】エレクトーン演奏
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今日は、two toneジュネレータ基板 type2の続になる。
1,到達点の確認。
op ampで低周波発振させたのが上動画。抵抗値比が2.00でないと波形が汚いあるいは発振しないが、 発振させるのが簡単である。
下流側の負荷によって比2.0が、 2.02あたりまで変わる必要が生じるが、そんな実践的なことは教科書には記述ない。
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ここから今日進んだことを記す。
まず低周波発振部だけ実装して、波形確認した。
2つの周波数で波形確認した。
・lowerとupperのosc強度は違っていてok. その為に調整用半固定vrが配置してある。
・hi側のcはlowに比べて1/10にしてある。 そうしないとosc強度が低くて バランスが取れない。
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マルチプライ部も実装した。デバイスにはne612を持ってきた。 6番ピンには0.5v(vtvm読み)ぐらいがよいと思う。
・加算波形。
lowerとupperの加算バランスは半固定vrで合わせる。
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・乗算波形
YouTube: checking two tone-gene : multiplication circuit
動画は乗算波形。
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無事動作確認した。
op amp使用の発振回路は、半田ミスがなければ動くので 難しいところはないと思う。
通算407作目。基板ナンバーRK-149.