片付け中に、2002年の資料が出てきた。オイラの本業は、メカトロニクスの機械設計屋です。電気もそこそこ出来ないとメカ設計は無理です。
特許性もないので、さらっとあげておく。
・HCタイプの水晶振動子の刻印確認マシーンになる。 画像検査機とも呼ばれ、matroxボードがブンブン言わせていたあとの世代になる。matroxを知っている画像屋は60歳定年になっているんじゃないか?
・サーボモーターのドライバー基板も造れない電気屋が増えて、技術は下降線モードです。「仕組みが判らなくてよいソフトが造れるか?」、、と 。
レーザーマーカー全盛期に突入していた時代のお話です。
90年代後半はインクジェットマーカーが主流で、98年ころからレーザーマーカーに変っていった頃だ。
それ以前はタンポ印刷機の時代になる。
プリント基板は まだまだタンポ印刷。 スキージを使わないのでシルク印刷ではない。間違えないように。
これは NDK向けの装置。
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SONY って会社が 「プレステ搭載のICでは、 出荷前のテーピング状態のままのを、検品して納入しろ」って下請けに通達したのが2002年冬。 下請けの東芝は慌てたね。その東芝の仕事がオイラのとこに回ってきた。熊とムジナの出る田舎会社が東芝に納品することになった。
sonyの指示通りに「テーピングからICを取り出して検査し再テーピング装置」を東芝四日市工場にいれたのが2003年。 非常によい工場で社員食堂の飯が旨い。 「飯の美味い工場では、良い製品をつくる。」が、オイラの会社評価感。
「SONY はアホだ」、わざわざ東芝を苛めると理解したのも2003年。