sfu455 : 村田製作所のロゴ入り

今日たまたまwebサーフィンしていたら、修理サイトを見つけた。

・1970~85年代の日本での組み立て方式とおなじ手法でのラジオがまだまだ大陸では続けられいるようだ。そこで?????と思う記述があった。

・ 記述は、「CFはSFU455Bと言う名前で(M)の字もあるが勿論ムラタ製ではない。お約束の中華まがい物」とあった。

・まてまて写真に写しweb公開ているそのlogoは正規品だ、村田製作所の製品そのものである。logoの意味を知らないで書いていることもわかった。正規品をまがいもの呼ばわりするレベルで、通用するんだね。 

・知識はWEB上で身につかない見本とも思える。

諸兄は刊行本から知識を得ているとおもう。それが正しい。

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・logo入りのcsb455. もちろん正規品。 文字は転写式なので製造ラインにより微妙に文字具合が異なる。インクを追加補充した直後ではやや太め文字になる時代で製造されていた。

Csb001・SFU465.正規品。

Sfb465

・製造ラインを特定できる情報がこの文字列に入っている。それが字体なのか文字列(行スーペス?)なのかは、造る側でのみ知っている。

・このプラスチックパッケージは、外観から判るようにバッチ生産品。この意味が判ればオイラと同じくFA機器の機械設計を始められます。 付け加えるならば、「家内制手工業の工程後にモールデイングする」プロセスのはず。「周波数合わせのトリミング方法は、水晶振動子と同じなのかどうか?」を知りたい処ですね。

・京セラ : 製造設備であるトリミングマシーンは数台設計しました。tnx to kyocera.

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・精工舎では家電の雑多なものも製造していた。 その精工舎の歴史的拠点をエプソンは日亜に売却している。この表現で判る人は、業界の通ですね。

豆知識として バーアンテナ等で使われるフェライトコアは、パウダー圧縮時の温度、圧、加圧時間で出来上がりの性能が違う。試作では限界性能のものまで造りあげるが、量産ものは歩留まりを考慮してそこそこになる。この辺りについては、造る側がよく知っている内容。オイラはさらっと蘊蓄を聞いたが30年前なので随分と忘れた。詳細に技術説明できる日本人はもういないと思う。

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