優秀なMC1496.  ダブルバランスドミキサー考。SL640 vs NJM2594

 

 やはりAM変調ではMC1496抜きには語れない。欧州でもこの欧州版が流通していた。national LM1496もリリースされた。日本ではJRCからもこの1496が製造された。「JRC  NJM2594」も 「plessey  SL640(641)」をcan パッケージから リフロー用に外装変更したものなので、ひょっとしたら「自力でdbm開発できない会社??」とも思えてくる。

 その意味では松下、東芝は自力でdbm開発したことが判明している

NJM2754よりDIP-8のSL1640(1641)が使い易い。

オイラ、1990年代はJRC長野に出入りしていた会社に勤務していた。割合頻繁にオイラも参上した。

2018年5月 1日 (火)の再掲

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MC1496は単一電源で作動します(+12v)。 刊行書に図付きで記事がある。

AM(DSB)用のエキサイター基板(RK-16)を2018年5月から領布中だ。 このRK-16はfinal にM28S使用なので1Wほどは入力できる。80mA~90mAは流せた。

下写真はAM変調波形(MC1496)。

人気のNE612,SN16913ではここまでの波形は無理。TA7045(CA3028)よりも変調波形が綺麗(高性能)。 しかし人気がさほどない。その要因は「調整することが不得手な人間が増えている」のではないか???

 コピーアンドペースト世代には、己の頭脳で思考しつつ手作業は無理ですね。作図にドラフター未経験な世代だと、思考が乏しいことを多数経験してきた。

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今、作図中のは、 上記RK-16のバージョンUP版になる。RK-16同様に「内部TRのアンバランス補正をできる」回路。RK-55辺りの番号になると想う。

①MIC-COMP回路を載せた。

②finalは MRF239(TO-39)にしてみた。3Wほどは入れられると想う。ピコシリーズ並にはでるように想う。ピコ同様に供給電圧がFINALに掛かる。

 ・bufferにM28Sなのでもっと押せるが放熱とのバランスでその程度の入力になるはず。

③LCによるバンドパスフィルターも載せた。

④水晶振動子は2個載せて、リレーによる切替にした。7.195 と 7.181の2ch.

⑤水晶発振部の+VはTX側と切り離した。「RX時にはTX側を非通電にしても水晶発振部は生きている」の使い方に対応。

・HFでのAM変調で2W出力あれば、後段はアンプで押せばよいと想う。

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◇relay とcrystal 2個オンボード。

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この基板のプロトは数枚放出済み。

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今迄の通電経験から「dbmの変調作動上限」が判ってきた。

・SN16193はバランス作動50MHzは無理。7MHz帯でdsb変調okなので搬送周波数を上げていくと波形登頂部が50MHzではクリップする。21MHz止まりだろう。(AM/DSB)。 FM用であれば50MHzでのmixはok.

・TA7045(CA3028)は24MHz止まり。SN16193同様に搬送周波数を上げていくとクリップする、バイアス変えても改善なし。振幅変調用には24MHz上限。データシートでは100MHzの文字があるが、、、。

・MC1496は 振幅変調28MHzまで。 mixer等ならば80MHzらしいが、、。

・NE612は 50MHz AM変調OK. DSBもOK。 しかし455kHzプロダクトではロス大にて無理。設計中心が45MHzなので数MHz帯はやや苦しい。

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振幅変調用デバイスとして50MHz信号で使えるのは、現状NE612、SO42P。

HF帯ではどれでもOK.

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「随分と前に電話級ライセンセスでDXCCの オーナーロールに為った人物」が居ると近日知った。まあ詳細が聴こえて来ない。

忖度、忖度。

TA7045(CA3028)の変調波形をみるとバランス作動でしか使えないことが判る。これは他デバイスよりは劣る。vバランス作動での上限は24MHzあたり。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

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