同期検波、プロダクト検波

昨年末から年初はair band対応ダブルスーパー基板に注力し、今夏にはrjx601並感度のla1600基板もまとまった。今年後半は、同期検波、プロダクト検波の基板を興して通電し実装確認することが残された主たるテーマになってきた。

ここに興味深い考察がある。

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・DBMを使ったAM変調では、100%変調を超えると音が違う。真空管ラジオと半導体ラジオでは100%超えの音がやや異なってきこえてくる。おそらく検波側の要因に起因するのだろうとオイラは思っている。

・たまたまC級作動によるAM変調を掛けたワイヤレスマイク基板もあるが音色がどうもよく無い。JH1FCZ氏推奨のLM386使用の変調ではダイナミックレンジが取れなかった記録が手元にある。まあこの辺りは再び実験してみる必要がある。

・さて同期検波では時間軸が整合すれば良い。受信信号の2fでも3fでも元のfとシンクロ点があれば乗算結果はついてくる。am変調波形はオシロで確認できるが、元々からスイッチング波形だ。その輪郭を形成する点群を拾えば音は復元できる。ゆえにその点群データを拾いに行くのに2fで悪い理由はないだろう。むしろ2fシンクロ、3fシンクロが音質はよく聞こえた。その辺りの数式はオイラの頭脳では無理だ。

・許容範囲のシンクロ角度についてはまだ謎のままだ。理論でなく実験資料のようなものを探している最中だ。シンクロさせ易いのはVCOデバイスであり、「VCO+DBM」のデバイスも多数流通している。

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modulationの理解図。 

600pxamplitude_modulated_wavehm64sv

100%超えだと直上図のようになる。

・重要なのは、「DSBはAMラジオで検波できる」ことだ。搬送波が存在するのでエンベロープ検波が成立する。元音源の倍数で聴こえてくる。 このことはここに公開されている。およそ50年近く公開されているのでDBMを扱う者ならば知っている基礎だ。

・ここでQuestion 

下写真は「AMの過変調? それとも DSB調整中の波形か? どちらでしょうか? 」

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製作経験があれば答えられると想う。

このような波形は ここにも紹介済み。

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