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感度面では、SR-7を超えるBFO式レシーバー基板(AMとSSB両モード)を興してみた。 前記のようにSR-7では30dBuVのSSG信号受信が苦しい。AMの受信がSR-7では原則出来ない。
RK-49にRF増幅を付けた。VRによる増幅度可変タイプにした。 3.5MHzや7MHzではRFアンプは不要だが20MHzあたりではプリアンプはほしい。
①
RFアンプには2SK192.
②
20dBuVが聴こえてきたSNは15dBほど。
SR-7ではノイズに埋もれてしまう信号が聴こえる。
FRアンプのVRは絞ってゲイン最少にしてある。この位のゲインだと随分とSNが良い。
③
(S+N)/N=10dBとなるSSG値。
④
BFO波形。
他励式SR-7では局発の漏れが加算されていたが、本基板は自励発振なので、綺麗な波形。LA1600は他励だとOSCの通り抜けが確認できる。自励で使うのがよいラジオIC。
注入量は8mVから120mV. 5mV~50mV。 VRでの可変回路なので相手信号に合わせて注入量可変すれば良い。(弱めに入れる) BFOの波形が汚いと復調される音も濁るので注意。結合Cが小さすぎると波形が醜くなることがあるので注意。
⑤
まとめ.
SR-7より15dBほど感度良い短波ラジオ基板ができた。
AMを中心に聴いて,BFOオンでSSBを聴く。
通算290作目。
RK-54になる。
2SK192+LA1600+LM386の構成。
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追記
2019/10/18日時点での感度表。
sメーター対応はtda1072系基板。