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さてデバイス単体(AN829)に通電してみた。AN829がja ham radio向けに紹介されたのは1977年。
①丁度20dBゲインが取れている。カタログSPECではmax17dBの明示ゆえに、それより3dBほどgoodだ。
②
「入力 VS 出力」の相確認中。
上が入力。下が出力。
ほぼ180度異なる。単に反転作動ぽいが、データシートを読みながら落ち着いてこれから確認する。
180度丁度でなく2~3度速い(遅い?)のが波形から判る。
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外部からの電圧をコントロール端子に加えると 出力が下がるらしい。 制御端子電圧が低いほど増幅度が下がるしくみだ。
突き詰めるとALC作動のデバイスにトランジスタを使うかFETを使うかで 出力曲線が違ってくる。「制御デバイス」の選び方でCOMP性能が違うのだが、大方の製作記事は無頓着だ。しかしCQ誌に1回だけその辺りの特性図が公開されている。 ただ1回だ。
制御端子電圧のコントロール方法に苦慮中。JA1BLV関根OM寄稿のような正負電源を使った回路は多数公開されているが、正電圧の9vまたは12vで使いたい。ダイオード整流式だとCが入ってレスポンスが遅くなる。、、と思案中。