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超再生式検波も作動確認が取れ、「感度が何に依存するのか?」も昨日掴めた処だ。
好評のダブルスーパー基板(am)の「typeⅡ」を作図した。
メインデバイスを変更した。
総じてラジオ用ICではノイズレベルが高い。その要因はICウエハ上での抵抗生成、コンデンサー生成にある。「高周波増幅部を内蔵したラジオ用IC」ではLA1050,LA1600A1135,LA1247,TDA1072などが有名である。 それらは内部のCR(ウエハ上のCR)による負荷ゆえにノイズが低くないことが多い。LA1050等ではノイズが強くて音を楽しむことは出来ない。
ごく稀に「高周波部増幅の負荷を外部負荷にしたIC」が製造された。 TDA1046などがそうである。
おそらく「TDA1072 ⇒ TDA1046」にすればノイズで5~6dBは改善される。結果、ノイズに埋まったものも聞こえてくる。
このTDA1046は30MHzまで動作補償なので、IF=10.7MHzでのダブルスーパー向きだ。
基板は、部品配置がまったく違うのでゼロからスタートになる。技術面では新しいものはないので急いで取り組むことは不要。1年以内に基板化すればよいように思う。