マーカーではすでに、
①100kc マーカー ver2 ⇒ RK-10 (twin-osc)
②455kHzマーカー(TR式) ⇒ RK-07
③455kHzマーカー(NE612) ⇒ RK-30
の3種類を基板化してきた。
今日は、水晶振動子に真空管タイプを使って100kHzマーカーにトライした。同一周波数であれば、振動子の周波数安定度は体積に比例するので、デカイものは有利になる。 その意味では音叉型より2桁~3桁ほど安定度がよくなるのだが、詳しいことはクリスタルメーカーさんがよくご存知だ。
、、、と大まかな作動は掴んだ。高次高調波を使うので、osc部でももっと歪ませてみたい。osc強度を上げると2倍の200kHzや3倍で作動ししまうので、ほどほどの強さにするのが製作上のポイントだ。
過去のOSC経験から、写真の小型のトリマータイプ(5mm径タイプ)はQが低くて、単独ではOSC作動に使うのに腰が引ける。フィリップストリマーであれば余裕でOSCできるが、現流通品はちょっとね。
写真タイプ(5mm径) を使う場合には、エポキシモールド品とパラにしてQの低さを誤魔化すことをお薦めする。或いは、フィリップストリマーを入手するか、耐圧500V用トリマーを使うのも良い。
バルブクリスタルの定数は、音叉型とほぼ同じでよさそうだ。
下写真のはOSC不能にならないトリマー群のひとつだ。 aitendoには未だ在庫があると想う。