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構成は以下の8球になる。
「真空管ラジオの基本として、AVCと信号は別回路」。 このことは先達が書籍にてかなりの量で公知されているので、現代人がこれを知らないとは考え難い。知らぬなら「お馬鹿」になってしまうほどラジオ工作の基本だ。
左様なお馬鹿には自作はおそらく困難だろう。
ラジオのAF特性はAUDIO用特性とは異なり、高域が出ないようになっている。取り分け、オイラが常用する東栄のトランス(t-600)は200Hz~3KHzの間で特性アバレがあって平坦でない特性だ。100個以上使って、傾向は掴んでいるが、嫌らしい処に共振とおぼしき5dBほどのピークがあり、素のままだと聴感上明確にわかるので、それを誤魔化すのに苦労する。
250Vや300V等の電圧を掛けて使うと結果が違うはずだが、6BE6などをSN良く使える180V~200Vでは「出力トランス起因の周波数ピーク特性(可聴域)」が嫌らしい。東栄から購入して使っている立場なのでこれ以上詳細には書けない。 販売を断わられぬ程度に書いてみた。手頃な価格帯なので、国産ブランド品としての選択枝はここだけだろう。
これで完成。
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半田工作累計で245作目になった。自作ラジオ一覧。