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真空管のストレートラジオ製作についてご質問を頂いた。
当初は製作していたが、最近では製作しない理由は、「中波での受信周波数が上がるにつれて、感度が顕著に低下する」ことが全てだ。
これはLA1050ラジオでも同じ状態だ。半導体でも真空管でもストレートラジオでは、感度差が大きすぎる。上側の周波数で顕著な感度低下が見られる理由は、ここのNHK出版物に明記されているので読むことをお薦めする。
◇さて今日は、「ラジオ工作」の下準備を少し行なった。
ラジオカウンター用DC基板に部品を実装した。
LC7265基板の消費電流は過去記事のここに公知してある。外部から4.8V印加で正常動作できるLC7265基板ゆえに真空管ラジオのヒーター6.3VからDC化してやれば良い。
PIC式だとリフレッシュサイクルに呼応したノイズが電源ラインに流出する。この数値確認作業途中で、3端子レギュレーターの効果がほぼ無いことに気ついた。この事は公知済みだ。カタログ数値と実体は全く違う。このリフレッシュノイズは走っているソフトによって周波数が異なってくる。
リフレッシュノイズが電源ラインに流出すると、ノイズとしてラジオのスピーカーから聴こえてくる。そこで、ノイズストッパー基板を2017年春から使用している。
スマホ等OCL機器からの信号受けの基板はこれ。 OCL機器だけでなく、FMチューナー等の信号も受けれる「入力デバイスを選ばない基板」に仕上がっている。
◇ 次の真空管工作は、6H6を使ってみようと考えている。