以前から、折りに触れて多段式低抵抗平滑回路の良さを記事にしてきましたが
改めてupしておく。
★6球スーパー 2号機の+Bのリップル具合をオシロで観測した。
電源トランスからは170V弱のOUT。
★計測点は、下の写真の位置。 局発球は抜いておく。
局発球が動作していると局発のモレが+Bに重畳してくるので
「何を計測しているのか?」が判らなくなる。
下の写真のようになった。P-Pで0.6mVの何かがあるらしい。
で、下の写真のように周波数軸を引いてみた。
シリコンブリッジなので60x2=120Hzの波形が+Bのリップル。
しかし、120Hzに該当するものは見えない。
それでは、もうひとつ。プローブの先端を短絡した状態でのオシロ波形。
「このラジオで計測されているノイズらしいものは、
プローブ単体で拾っているノイズ」と同じレベル。
オイラの環境では、この程度のノイズが充満しているのがわかる。
環境ノイズが邪魔をしていて、計測は困難です。
+Bのリップルはこの程度(1mV??)でよろしいでしょうか?
以上、330Ωの6段の平滑回路の実力でした。(通常は5段で足ります)