CQ出版のアマチュア無線入門ハンドブックを眺めていた。
通信型受信機の回路を見ていた。 もちろん真空管のレシーバー回路図です。
RF+MIX+IFの球達で、55dB~60dbほどゲインを稼ぐ回路です。
テクノロジーの進化具合に応じて、通信型受信機の規定も異なるので
2013年の今、通信型受信機と呼ぶと何が合致するであろうか???
終戦後、Hallicrafters S38が発売された。
S38発売のインパクトは絶大で、
日本国内の各社がこぞって外観コピーをしたことは、有名ですね。
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今度のキット製作は、真空管のスーパーラジオキットです。
中波(BC)と短波(SW)の2バンド対応です。
バリコンやトランスなど主要部品が配置されたセミキットです。
球やCR等は、製作者の好みで揃えるキットです。
Hallicrafters S38を真似たFACEです。
名称も、Hallicrafters MODELです。
COSMOSのおやっさんは、
どうもこのHallicraftersに思い入れが深いようで、
リアルタイムにHallicraftersを見た方々は、オイラとは違いますね。
右側がFreqの微調整機構。
10pF?のバリコンが付いてます。
IFTは2個、ソケット4個なので
局発⇒IF⇒1st AF⇒2nd AFの4球構成を想定されたスーパーラジオキットです。
通信型受信機になると、高一中ニが標準ですね。
この写真のように、IFTを1個追加して、ソケットを2個追加すると
ゲイン面では60年代の高一中ニの通信型受信機と同じになります。
高周波増幅が効力を発揮するのは、古書によると7MHZあたりから上のバンドのようです。
(たしか数式があった記憶です)
実際、40mでは受信ラインに
目黒のNコネクターのATT(Max 60dB)を入れてゲインを殺して聴いてました。
★往時、選択度は、メカニカルフィルターに依存していました。
今風ならば、セラミックフィルターですね。
球数も増えるので、トランスも換装します。
7Mhzが巧く聴えればいいかなあと想ってます。
IFTにセラミックを入れた回路は、「Wコールがききたくて」でUPされています。
TNX OM。
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続きます。⇒その2