短波帯がOSCしてくれなかった7球スーパーラジオの続きです。⇒前の記事
念のために、OSCコイルを別なものにしてトライ。
やはりOSCしない。「結線間違い?? 」が脳裏を横切る。
BC帯真空管式ワイヤレスマイクの製作経験を思い出すことにした。
配置をどうみても「発振の切っ掛けが弱い」気配なので、セラミックの104を追加した。
6BY6のG2(6番ピン)にもう1個追加したので、104+104になっている。↓下の写真参照。
いままで、鳴らした短波ラジオ2台は104が1個で足りたが、本機はもう1個必要だった。
で、出てきた波形がこれ。
とりあえず短波もトラッキングやバンドレンジの確認よりも、
スプレッド具合が気になる。、
まず、スプレッドバリコンの可変範囲の確認をした。
スプレッド側の目盛りが「10」で7190KHZ
スプレッド側の目盛りが「90」で7100KHZ
スプレッドバリコンの回転角度160°で90Khzの範囲をカバーしていた。
バリコン180°⇔微調整ツマミ3回転なので
ツマミ1回転で35Khz位の見当になる。 微調整として足りそうですね。
★バンド幅合わせと、感度合わせが残っている。
バンド下限が予想より高いので、マイカコンを調達予定。
休み明けでないと、届かないので、 本機の続きは年明けになる。
★耳は、SGからANT端子に信号をいれて、聴こえなくまでSGの出力を下げて比較してみた。
アイテック電子のSR-7よりも、4dbほど弱い信号でも聴こえる。
SR-7ではホワイトノイズに埋もれてしまう信号も、
本機では聴こえたので、まずまずですね。
★SSBの復調は、
①TRでBFOを組むか? (トランス容量の制約で球はもう増やすのは苦しい)
② IFを軽度発振させて、455Khzキャリアを積極的につくり簡易復調させるか?
★短波も鳴るので、あとは調整だけだ。
★真空管の構成
ヘタロダイン検波 ⇒6BY6
1st IF ⇒6BD6
2nd IF ⇒6BD6
3rd IF ⇒6BD6
DET ⇒6AL5 倍電圧検波
1st AF ⇒6J4
2nd AF ⇒6AQ5
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