ラジオとしても平坦な特性の方がよいので
「レフレッス+再生」ラジオの可聴周波数特性を見てみた。
とは大げさですが、SGで400Hz変調と1Khz変調を入れて、「ローブーストになっているか??」をオシロで眺めてました。
トランスの特性に左右されて平坦な特性にならない事は、皆さんがご存知の通りです。
① 「レフレッス+再生」1号機の様子
1Khz変調↑
400Hz変調↑。 VTVMが振り切れるほど低域が持ち上がっている。
検波信号を1:3トランス負荷で、次段に引き渡すとローブーストになるのは、
以前、ここにUPした通りだ。
TR用トランスを負荷にするとハイブーストになったことも、記事にはしてきた。
6GX7のレフレックスラジオも、トランス負荷⇒3極部でAFさせているので、これと同様に
ローブストだ。 今のところトランス通過後の3極管、5極管による差は見つけられない。
②、 「レフレッス+再生」2号機の様子
1Khz変調↑
400Hz変調↑。 差がほとんどない。
挙動が違うが、その理由はまだ??だ。
球以外の主要パーツは同じなので、「球の入力△△や出力△が効いてくる」ってことしか
浮ばない。
可聴領域の特性は、トランス負荷ラジオにしてはかなり良い。もちろんCRでの補正は行なっていない。
レフ球に、3極管を使ったのはこれが初めてだ。
③ 再生式3球ラジオの様子
このラジオは、200Hと大きなチョーク負荷だ。(ラジオ少年の領布品)
1Khz変調↑
400Hz変調↑。 この200H負荷でも、差は少ない。
(製作記事にあるように特性は補正済み)
以前UPしたように、このラジオ少年の200Hチョークは「1:3低周波トランス」より
かなり能率よく信号を引き渡してくれるので、オイラとしてお薦めだ。
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トランジスタラジオキットも、可聴周波数特性をオシロでみると、
ええ??ってことが多いですね。(気付いて製作されてるとは想いますが、、、。)
実際に、AF部をトランスレスで受け渡していくラジオの方が特性は良いですね。